+++初めて物語+++


「…何でも願いを叶えてくれるんじゃないの…?」


「日本の山奥の沼に住んでる双頭のミドリガメ爺さんは何でも願いを叶えてくれるよ!」
こんな噂を聞いたチョン(オカマ)は居てもたってもいられなくなり中国から遥々どうゆう経路で来たのか日本にやってきました。
…女の子にしてもらうために…
やっと辿り着いたミドリガメ爺さんに願いを伝えると断られてしまいました…。
実はミドリガメ爺さんはケモノを人間に変える事は出来ても性転換させる事は出来ないのです。
酷く落ち込むチョンを見て可哀想に思った爺さんはチョンを人間に変え
「人間になれば性転換出来る国に行けるんじゃぞ!!お主も人間になってその国に行ってこい!」
と微妙な言葉を残しました。そしてチョンは希望の光を見い出したのです。



「お主は年寄りの扱いが荒々しすぎじゃ!!」
「じゃあお主の名前はアライじゃ。」

アライの名前決定の瞬間。アライグマのアライじゃなくて荒々しいのアライ。
ある日、一人で遊んでいたアライ。一人遊びに夢中になりすぎて森の奥深くまで来てしまいました。
すると沼の中から双頭のミドリガメ爺さんが出てきたのです。
はじめて双頭の亀を見てテンションの上がったアライは亀爺さんを持ち上げたり、ひっくり返したり…
好き勝手遊んでいたら怒った亀爺さんに人間にされてしまいました。
驚いたアライは亀爺さんに元に戻す様にお願いしました。しかし怒った亀爺さんはアライを人間にしたまま沼に帰ってしまったのです。
人間にされて始めは戸惑っていたアライだけど「…人間になれば生意気なタヌキをこらしめてやれる…」と含み笑いを浮かべるのでした。



「バハリンてなぁに??」

みつごウサギの雪と花は大事な弟、月ちゃんの病気が治らない事をとても心配していました。
そんなある日、どんな病気も治せる双頭のミドリガメ爺さんがいる。こんな噂を耳にした雪ちゃんは花ちゃんを連れて亀爺さんを探しに行きました。
巣穴では日々病状の悪くなる月ちゃんが苦しみに耐えながら待っています。
やっと亀爺さんに会えた雪と花は亀爺さんに月ちゃんの病気を治してくれる様にお願いしました。…ところが亀爺さんは
「病気を治す事は出来ないが、お主らを人間にしてやろう」
「人間になれば薬を買いに行けるじゃろう」
と言い、雪と花を人間にして一粒のバファリンを置いて沼に帰って行きました。

急いで巣穴に戻った2匹は月ちゃんに亀爺さんから貰ったバファリンの欠片を飲ませてみました…するとどうでしょう!
月ちゃんはみるみる元気になったのです。雪と花は「亀お爺さんは嘘つきね!病気治せるじゃない」と言って笑いました。